アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)

アフリカ大陸北西部に天然分布し、種子から取れるアルガン油が古くからモロッコでは、食用、スキンケア用、化粧用として利用されてきました。

アルガンオイルの実の仁から抽出されるオイルはとても貴重で、昔は村長さんのお家にオイルを搾る石臼があり、皆で分けて使っていたそうです。

乾燥させたアルガンの実と殻たち

わたしもアルガンオイルに魅了されたひとり。
肌質が薄く日々乾燥を繰り返していた肌に、保湿に特化しているアルガンオイルは効果的で、カクタスオイルに出会うまで全身に愛用していました。(今は顔はカクタス、身体にはアルガンという使い方)
15、6年前、日本ではまだあまり流通していなかったので、フランス経由で購入したアルガンオイルを使っていました。

昔ながらの石の台と石でアルガンの実を割っているところ。このときもちろん初体験!

割った実から仁を取り出し石臼で引いているところ。かなりの力が必要! (この手法は空気に触れ酸化しやすいために、コスメではなく食用向き)

 

現在は機械で実を割る工場もありますが、数少ない女性の仕事を守るために、手で割る作業をあえて残している工場も多いそうです。

丁寧に殻や実の皮が残っていないか確認しているところ。

ダバブのアルガンオイルは製品を製造する直前ににオイルを搾るので、とてもフレッシュです。鮮度の高いオイルは天然のビタミンEも豊富、酸化に強いのも特徴です。
いろいろなところから発売されているアルガンオイル、ぜひ一度手にとって違いを感じてみてください。